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お茶の産地・栽培・加工について

obj_faq_q.gif 家の廻りの生け垣がお茶の樹なので、初夏に摘み取り、蒸してから茶葉を拡げて日光で2、3日乾かしてお茶を手作りしています。日陰干しのほうがよいとも聞きましたがいかがでしょうか?

obj_faq_a.gif 地域別に手作りのお茶の製法が異なり、どの製法がよいのかというのは断言できないと思います。その製法で作ったお茶がおいしかったから受け継がれているのでしょう。
ご質問に強いてお答えしますと、日光の下で干せば早く乾燥できますので、早く加工してしまうには日陰干しよりも良いと思われます。ただ、一般的な煎茶製造法で考えますと、蒸して酸化酵素の活性を止めたのに、日光に当てることにより変質の条件を与えてしまうことになります。お茶が変質する要素のひとつに「光」があります。手揉み製造では、いっさい外で干すという工程はありません。次項に手作り製茶法がありますので参考までにご覧下さい。