トピックス−茶業会議所広報
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第71号

平成18年7月20日発行

【平成18年度事業の実施状況(中間報告)】
 茶業会議所が行う各種事業の費用は皆様が負担されている茶業振興費で賄われています。
  消費地イベント等で静岡茶をPR
  グリーンティーツーリズム
  喫茶楽塾(提案型体験緑茶講座)
  「みんなの静岡茶 小学生絵画コンクール」にご協力を!
  静岡茶販売促進支援事業
  県知事へ新茶贈呈
  杉山彦三郎翁顕彰会記念式



消費地イベント等で静岡茶をPR
 首都圏のデパートや人の集まるオープン・スペース(プラザ)などで、日本茶インストラクターの協力を 得て、新茶シーズン・冷茶シーズンの各種イベントを開催して、静岡茶PRを実施しております。
 5月27日〜28日は「横浜ランドマーク」において、新茶(リーフ茶)のおいしさを
PRしました。(来場者数10,000人)
 県内20産地の深蒸し・普通蒸しの新茶を持参して、日本茶インストラクターが、深蒸し・普通蒸しの違い、 それぞれの産地の味、香り、水色などの特色を説明しながら、一煎目、二煎目の味わい方を実演し、試飲し ていただき、緑茶ドリンクとは違うリーフ茶のおいしさ、産地の特色、静岡茶の奥深さを実感していただき ました。
 行列が出来るほど予想以上の人が立ち止まり、参加者から、「新茶はおいしい」「静岡県がお茶の産地で あることは知っていたが、20産地もあることは知らなかった」「産地によって味、香り、水色にずいぶん違 いがあるものですね」など感想が寄せられ、静岡茶に対する理解を深めていただきました。
 今後の課題として、「このお茶はどこに行けば買えますか」、「ここで販売していますか?」などの質問 が数多くありました。





 5月1日〜2日に東京・有楽町の「ふるさと情報プラザ」および「丸善・丸の内本店」において、新茶(リ ーフ茶)のおいしさをPRしました。
 県内の20産地の新茶を持参し、各産地の緑茶を見せることにより、産地の特色を消費者が実物で確認でき たこと、日本茶インストラクターによる各産地のそれぞれの味・香りなどの特色を説明しながら試飲によっ て消費者が賞味堪能できる効果も大きく、静岡恭の奥深さをPRしました。

平成18年5月1日〜2日「ふるさと情報プラザ」


平成18年5月1日〜2日「丸善・丸の内本店」

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グリーンティーツーリズム
「茶摘み体験」「手もみ茶づくり体験」などを通して、静岡茶に対する理解を深め、末永く緑茶(リーフ) ファンになってもらうことを目的に、昨年に引き続き朝日新聞との共催により、首都圏を中心にした朝日小 学生新聞の読者の親子28組を募集し、県内茶産地に招く「静岡茶処体験ツアー」を実施しました。

 第一回目は5月13日、富士市で開催し、県茶業試験場富士分場で「茶摘み」、富士市農協・茶業研修セン ターで「手もみ茶づくり」「お茶の入れ方」を体験し、富士市農協茶工場で「お茶のできるまで」を見学し ました。
 当日は、あいにくの雨模様でしたが、参加者は熱心にお茶を摘み、富士市手もみ茶保存会の手もみの実演 を見た後、「手もみ茶づくり」「おいしいお茶の入れ方」を体験しました。  富士市農協製茶工場では、茶工場職員の説明を受けながら各工程で茶葉に触れながら荒茶ができるまでを 実習しました。
 帰りには、富士分場からお土産に、茶の苗・茶の実をもらい参加者から大変喜ばれました。

平成18年5月13日「富士市」

 第二回目は5月20日に、「玉露の里まつり」を開催中の岡部町の「玉露の里」で開催しました。
「玉露の里」の茶園で茶摘みをして、「手もみ茶づくり」「おいしい玉露の入れ方」などを体験したほか、 玉露の葉のてんぷらの試食などがありましたので、参加者は大喜びでした。
 岡部町からは、玉露園の茶をさし木又は新芽のてんぷらに楽しめるようにと剪定した枝を土産にいただき、 また茶業試験場富士分場より苗木と茶の実を提供して頂き土産として渡しました。

平成18年5月20日「岡部町」

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喫茶楽塾(提案型体験緑茶講座)
 昨年度に引き続き、事前に募集した受講者がテーブル(4人)ごとに、講師の日本茶インストラクターや アドバイザーの、「おいしい静岡茶の入れ方」や「緑茶に関する知識や話題」などを聞きながら、受講者自 身でテーブルコーディネートするティーパーティー講座(120分)を開催しています。
 昨年以上に、消費イベント時の講座PRや積極的なマスコミへの働きかけなどが効を奏したか、受講希望 者が殺到しております。このため急遽テーブル数を増やすなど、臨機応変に対応しています。受講者からは 次回の予定を聞かれるなど大変好評を得ることができました。

平成18年5月16日〜18日「ライスプラザ銀座」


平成18年6月1日〜3日「有楽町朝日スクエア」


平成18年6月7日〜10日 名古屋市「ウィルあいち」

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「みんなの静岡茶 小学生絵画コンクール」にご協力を!
 静岡県内在住の小学生を対象に「みんなの静岡茶・小学生絵画コンクール」を 行います。県および市町教育委員会の後援を得て、「お茶と人と風景」をテーマ に、絵画を募集し、このほどポスター・チラシを県内全小学校に配布しました。
 コンクール入選作品等は今年の11月10日・11日に開催される「第60回全国お茶 まつり静岡大会」会場に展示する一方、入賞作品で、来年(2007年)のカレンダ ーを作成して、関係者に配布する計画です。初めての試みですのでどの程度の応 募があるのか予測がつきません。
 つきましては、多くの応募がありますように、日ごろから、地域の小学校関係 者と接する機会の多い会員様の、お力をお借りしたいと思いますのでご協力をお 願いします。

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静岡茶販売促進支援事業
 本事業では、専門店活性化を目的に「静岡茶の飲用を促進する入れ方等の研修会」および県外の方々が多 く参加する「県内コンベンションへのインストラクターの派遣」を行います。
 現在、県内各地で開催されている各種のコンベンションに日本茶インストラクターおよびアドバイザーを 派遣して、参加者に心のこもった「もてなし」をするとともに、おいしい静岡茶の入れ方をPRして、静岡 茶ファンの拡大に努めています。
 また、今後は、消費地で静岡茶を扱っている茶専門店の店員(販売担当者)を対象にして、緑茶に対する 理解向上のための講習会に日本茶インストラクターやアドバイザーを派遣して、静岡茶よもやま詰やおいし い静岡茶の入れ方などをPRして、静岡茶ファンの拡大に努めることとしています。
平成18年5月19日〜21日
日本栄養・食糧学会
平成18年5月29日
日本身体障害者福祉大会
平成18年5月31日
才能教育研究会
全国指導者研究会

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県知事へ新茶贈呈
 4月20日、静岡県舞台芸術公園(静岡市駿河区)で開催された「静岡新茶初摘み大茶会」の席上で、 今年の新茶が県内茶産地の茶娘から、県知事へ贈呈されました。

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杉山彦三郎翁顕彰会記念式
 杉山彦三郎翁顕彰会は4月27日、駿府公園マロニエ広場で行われ、茶業功労者4名を表彰しました。 受賞者は次のとおりです。

  ・茶品種改良・普及功労賞
    武田善行(60歳)

  ・茶業振興功労賞
    住田恵朗(65歳)
    野中春作(86歳)
    柴田雄七(76歳)

武田氏、柴田氏、柳澤会長、住田氏、野中氏

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