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お茶のおいしい保存・淹れ方について

obj_faq_q.gif 真空パックと窒素充填済みのパックの特長や賞味期間、缶入りや真空パック入りなど包装方法別にお茶の正しい保存方法を教えて下さい。

obj_faq_a.gif 真空パックは袋の中の空気をできる限り少なくした包装です。密閉された小さなボックスにお茶の入った茶袋を入れ、空気を真空ポンプで抜き、袋をシールする場合と、エージレスなどと呼ばれる脱酸素材の入った小袋を入れシールし、袋の中の酸素を徐々に少なくする方法があります。後者は酸素を少なくしただけで他の気体は残りますが、酸素が少なくなることで、袋の見た目は真空パックと同じようになります。缶では真空パックはありません。袋のように内側につぶれることは缶の変形を招くからです。
窒素充填パックは真空パックと同じ方法で空気を抜き、代わりに窒素を入れて大気圧まで戻した後、袋ならばシール、缶ならば裏蓋を巻き締めたものです。窒素中では気体による茶の品質劣化はほとんど起こりません。
それらの特殊包装でも冷蔵庫に保管するのが一番です。常温、冷蔵のどちらでも通常の包装よりも飛躍的に賞味期間は延長されます。賞味期間は常温で通常は3ヶ月程度ですが、窒素充填缶の賞味期間は1年間くらいになります。