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お茶のおいしい保存・淹れ方について

obj_faq_q.gif 高級煎茶や手揉みのお茶をお店で飲むとおいしいのですが、買ったものを自宅で飲むとおいしく入れることができません。また、入れる人によって、とてもおいしい時があります。入れ方のこつを教えて下さい。

obj_faq_a.gif 一番のこつは、お茶の葉をたくさん入れて、お湯を少なめにし、少し早めに出すことです。また、お湯はそのお茶に合った温度になるよう、いったん湯飲みに注ぎ、さますことが大事です。その作業は、必要なお湯の量をはかる作業にもなります。数字的には下記の表の通りです。特に玉露や高級煎茶を入れる時は気をつけて下さい。 高いお茶を買ったのに、おいしくなかったという話は入れ方が悪かった場合が多いものです。

■標準的なお茶の入れ方(一煎目)
茶  種 茶碗数 茶葉の量 湯の温度 浸出時間
玉露(上) 10g 50℃ 2分30秒
玉露(並) 10g 60℃ 2分
煎茶(上) 6g 70℃ 2分
煎茶(並) 10g 90℃ 1分
番  茶 15g 熱湯 30秒
ほうじ茶 15g 熱湯 30秒
※二煎目の場合はお茶の葉が開いているので、およそ3分の1の浸出時間になります。