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お茶の種類・成分・表示について

obj_faq_q.gif 今までは「煎茶」とか「玉露」と表示がしてありましたが、この頃は「緑茶」という表示が多くなっています。また、老母から番茶を買ってきてほしいと言われ、スーパーに行ってみると、包装の表示に「番茶」と記載されているものがないので買うことができません。お茶の表示について教えて下さい。

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緑茶の表示は、従来、食品衛生法、計量法などや代表的な都市消費生活条例を法的根拠として統一的な基準 あるいは行動規範として、業界の自主基準として消費者に見やすい一括表示「緑茶の表示基準」を定めてきたが、平成11年7月22日にJAS法が改正され、新たに茶が加工食品と位置づけられ、名称、原材料名、内容量、賞味期限、保存方法、原作国名、輸入者、製造者名(加工者)を明記することが義務付けられました。なお、JAS改正法に基づく一括表示の記載方法を例示すると次のとおりです。

 

平成27年4月1日から、従来の表示に係る法令を一本化した「食品表示法」が施行されました。加工食品の栄養成分表示義務化や新たな機能性表示制度の創設、製造所固有記号のルール改善等が主な変更点です。栄養成分表示では、熱量、たんぱく質、脂質、炭水化物、ナトリウム(ただし、食塩相当量として)の5成分の表示が義務化されました。なお、加工食品については令和2年3月31日までの猶予(移行)期間が設けられています

 緑茶表示については、平成31年3月、日本茶業中央会において、「緑茶の表示基準」の一部が改正されましたので、詳細は、下記のURLをご覧下さい。

http://www.nihon-cha.or.jp/pdf/hyoujikijyun.pdf